判断を早めるための準備
毎日の生活の中で判断を求められることがありますよね。むしろ判断の連続と言った方が良いかもされません。でもその都度考えていると、タイミングや気分などによって自分の考え方が一貫していなかったり、矛盾が出たりすることもあるのではないでしょうか。
そのような判断のブレをなくすためには、"判断の軸"を持つ事が重要です。これは何も仕事の話だけではありません。飲み会があったとします。あなたは二次会に誘われました。次の日は朝から大事なプレゼンがあるので、本当は帰りたい。でもその場の盛り上がった雰囲気も大事にしたい。というような場面があったときにどうしますか?心の葛藤の後に行くか行かないかの判断をしていると思います。では、自分のルールとして「飲み会の二次会には行かない」と決めていた場合はどうでしょうか。判断するまでもなく結論は出せますね。
つまり判断にブレを生じさせず、かつ判断時間を短くするためには、自分なりの判断基準を持つ事が重要となります。
そこで、判断基準を持つコツをご紹介します。
仕事でもプライベートでも基準をノートなどに書き出して、定期的に見直しをする事をお勧めします。
○これは"やらない"リスト
○これだけは"やる"リスト
上記の2つのリストを作るだけで、日々の判断から解放される感覚を感じる事が出来ると思います。
とても簡単な事なので、こんな事で何かが変わるのか?と思われるかもしれませんが、リストを作って見える化する効果はとても大きいものがあります。書きながら、あるいは見直しながら、自分でも気づいていなかった本音が見えてくることもあります。
これは完璧なものはなかなかできません。それよりも早く始めてみる事が重要です。
これだけはやる(例)
同じ色・形のソックスを揃える
→毎日のソックス選びの時間短縮
朝食はトーストとコーヒー
→メニューを考える時間や買い物の時間の短縮
18時には会社を出る
→退社時間に合わせて1日の予定を調整する
メールを確認するのは9,13,17時
→メールを見てしまうと予定外の仕事に気を取られてしまうため、見る時間と処理する時間をあらかじめ予定しておく
これはやらない(例)
飲み会の二次会にはいかない
→誘われたと時に迷う時間短縮
間食はしない
→これくらいいいか、という言い訳を頭から締め出しておく
ネットを見るのは必要なページのみ
→ネットサーフィンで時間を浪費しない
上記はあくまでも例ですが、こうやって書き出して見ると、毎日様々な判断をしていることを改めて認識できるのではないかと思います。日常の何気ない行動にフォーカスして隙間時間をどんどん作ると、その分勉強や読書など自分の好きなことに当てる事ができる時間が思った以上にあるのではないでしょうか。このような視点で毎日を眺めて見ると、自分の時間を自分でコントロールする、という事が見えてきますよ。
まずは、やる/やらないリストを書き出して見ましょう。