目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

思考停止ワード

思考停止ワードとは、口にするとスッキリするが、「何をやるのか具体的に行動に落とし込めていないサイン」を意味する言葉のことを指します。この言葉が出て来たら要注意。何をどう行うのか、具体的に確認する必要があります。会話の相手が使う場合もあれば自分が使っている場合もあります。


①頑張ります

上手くいっているときはまだ良いのですが、上手くいかない時も、兎に角"頑張ります"を言っているときは気をつけなければなりません。どうして上手くいかないのかについて分析や対策が考えられていない可能性があります


②きっちり

どのような行動を指して「きっちり」と言っているのかわかりませんね。例えば、「お客様にきっちり説明します」と言った場合、必要事項を抜け漏れなく説明する事を言っているのか、相手が理解できるように説明する事を言っているのかわかりません。


③慎重に

何となく雰囲気は伝わるものの、これも動作を特定しにくいワードの一つです。例えば「慎重に対処します」と言った場合、簡単に返事をしないぞ、ということを言っているのか、ちゃんと裏取りをして真偽を確かめます、と言う事を言おうとしたのかわかりません。


④しっかり

このワードも"きっちり"と同じで、どのような動作のことを言っているのか特定しにくい言葉です。いくつかの可能性が考えられます。


⑤粘ります

「交渉は難航していますが、もう少し粘ってみます」と言った場合、単に相手からの返事を待っていることを言っているのか、さらにブッシュのための打ち合わせを持とうとしているのかわかりません。


上記の他にもあると思いますが、いずれも何かをやっている雰囲気を出しながらも、何も語っていないところは共通しています。何が課題でどう改善するのかを具体的に語るには、動作を特定する必要があります。自分では意識することなく、何となく使っていることもありますので、注意深く観察してみてください。