自分の人生は自分で決める

「自分で決める」という行為はエネルギーを消費する一方生きがいを与えてくれるもの。その生きがいは健康を維持するために欠かせないもの。自由は生命活動の基本。仕事でも家庭でも自由を奪われていくと、どんどん生命力が低下してしまうのかもしれません。幸せな気持ちで働くためには、「決められる事は自分で決める」という気持ちが必要です。

ここで自由とはどうやって獲得するか、を考えてみます。締め切りに対してギリギリ間に合わせることには自由はありません。しかし、締め切りよりも早く仕上げることは自由です。同じように、朝早く起きたり、自分から挨拶をしたり、通勤路を変えたり、指示はないものの、いづれ必要になるであろう資料を作っておいたり、これらは何れも自由です。

上記で上げた自由には共通点があります。自分で決定を下していることです。例え締め切りが誰かに決められたとしても、締め切りよりも早く終える事が出来るなら、いつ仕上げようともそれは自分で決められるのです。

このように、一見自分のコントロールが及ばないと思われる事であっても、自由になる領域はあることを忘れてはいけません。大事なことは、どのような状況にあっても、自分の人生は自分で決めるということです。