目標達成のメカニズム
目標達成については数多くの手法が提示されています。目標達成ノートやPDCAなどはその代表的なものです。手法としては様々あるものの、そのメカニズムはほぼ共通なのではないかと考えています。そのメカニズムについて書きたいと思います。
本当にやりたいことを見つける
まずは何がやりたいのかを明らかにします。そのために自分に問いかける事がポイントです。自分が何をやりたいのか、何をやっている時にやりがいを感じるのか、それを発見するところから始まります。自分のことは案外わかっていないものです。自分への問診力が重要なスキルとなります。
イメージできる目標を立てる
次はやりたいことを目標として明確にします。この時に重要なことは、イメージできる目標となっているか、ということです。イメージできないものは夢の域を出ません。思い込みをなくし、やりたいことを突き詰めてイメージするものが目標となるのです。
目標達成のための計画作り
目標ができたら、目標達成から現在地を逆算してタスクに落とし込みます。この時に重要なことは、タスクは行動を表すものになっているか、ということです。行動が明確になっていれば、あとは実行するだけです。しかしタスクへの分解が甘いと、やるべきことにばらつきが出てしまい、目標達成まで繋がらなくなってしまいます。
また、計画がうまく行かなかった時の修正についても事前に考えておく事が必要です。修正するタイミング、判断する基準、修正する際の選択肢など事前に考えられるものは考えておく事が計画を前進させるためには重要なポイントになります。
計画遂行のための継続できる仕組み
目標の達成に向けて、継続して努力するためには、継続するための仕組みが重要になります。継続するためには、「モチベーション」「判断軸」「修正力」がポイントになります。
○モチベーション
モチベーション維持のために、"目標を目に触れるようにする"が重要です。何のためにやっているのかを常に思い出せるようにする必要があります。何もやらないとモチベーションは8週間程度で消えてしまう事が心理学では実証されています。初心忘るべからずの諺にある通り、最初の気持ちを思い出すための工夫が必要です。
○判断軸
目標達成までに向けて進んでいてもいろいろな事が起こります。その時に判断に迷わないように、判断軸を持っておく事が重要です。自分の中で優先順位ができていれば判断が早くなるだけでなく、このくらいいいんじゃないかな、という誘惑にも毅然とした態度で臨めるようになります。
○修正力
小さな失敗を生かして修正する仕組みがあると、大きな失敗を起こさずに回避できます。
また、自分と約束することも重要なポイントになります。そのためには前掲ではありますか、自分と向き合い、自分と約束する事がポイントです。
目標達成までのメカニズムは大体上記のような考え方になります。。これをもう少し具体的な手法に落とし込んだものは、別エントリーとして改めてご紹介することとしたいと思います。