成長を妨げる心理的障害

人が成長しようとするときに、自分自身でブレーキをかけてしまうことがあります。物事を悲観的に考える、という表現で言われることもありますが、自分自身のことを冷静に判断できないことが原因であったり、変化を望まない潜在意識からきている場合など、原因はいくつか考えられるでしょう。例えば以下のような理屈でやらない事を納得させようとします。

①「私にはできない」と思い挑戦しない

②「失敗するのが怖い」と思い、行動に移せない

③「成功したのは運が良かったから」と思い、その要因を振り返らない

これらに共通していることは、やる前に結果を考えていることです。結果にフォーカスしてしまうと、本当にやる価値があるのか、という思考に陥りやすい状況を作ってしまいます。

では、どうすれば良いのでしょうか。

結果にフォーカスするのではなく、やるべきタスクにフォーカスすることが有効です。もちろん計画的にタスクを設定することは言うまでもありませんが、一度始めたら、そのタスクをこなすことに注力すると、一歩、また一歩と歩みを進めることができます。タスクの進捗を毎日確認して、モチベーションを高めるようにすると、結果に目が行くことがなくなります。

目標達成への教訓

目標を定めたらタスクの進捗にフォーカスしましょう。結果に目を向け悲観的になることから意識的に遠ざかることがモチベーションを維持するコツです。