目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

意思決定のコツ

仕事ではもちろんですが、仕事以外においても、日々意思決定の連続ですよね。しかしこの意思決定は、頑張りや我慢などの自制心と同じ意志の力というリソースを消耗する事がわかっています。これは「決定疲れ」と呼ばれています。

これに対して、忙しい人はどう対処しているのでしょうか。意思決定をうまく行うコツが二つあります。


意思決定のコツ①:減らす

意思決定のコツの一つは、決定する事案を少しでも減らす、ということです。

Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグは同じTシャツを20枚以上持っていて、いつも同じファッションです。それが彼のアイデンティティの一つになっている、いわばブランディングという見方もできますが、着るものの選択にエネルギーを使いたくない、という考えであるようです。スティーブ・ジョブズなどもいつも同じファッションの人でしたね。

このように、定型化する事ができるものは定型化して、そこに使うエネルギーをセーブする、という事が少しでも意思決定を減らすことにつながります。普段から意識して考える事が大事ですね。


意思決定のコツ②:早い時間に決める

もう一つのコツは、大事な決断は早い時間に行う、ということです。

意思決定を何度も行うと、決定疲れの状態に陥ることは前述しました。ということは、大事な決定は疲れないうちに行う方が良いことになります。ある会社では朝8時半から部長以上の会議を行っており、非常に成功している、という報告もあります。

これは、時間の使い方であると同時に、決定する案件に優先順位をつける、ということでもあります。普段から大事なことは何なのかを考えていないと、何が大事な意思決定なのか判断できないことになりますよね。時間は有限であることは誰もがわかっていることですが、意思決定に使える時間はさらに限られることを認識しておきましょう。

 

まとめ

上記のことを実践するには、「何が大事なことなのか」という事を認識できなければなりません。それも含めて、意思決定のコツをまとめると以下のようになります。

①何が大事なのかを常に考えておく

②意思決定しなくて良いものを識別する

③意思決定が必要なものは朝決める

これらを日頃から意識しておく事でうまく実践していきたいものですね。


目標達成への教訓

意思決定には量の限界があることを認識して、コントロールしましょう。具体的には、「定型やルーティンにする事で意思決定を減らす」ことと、「大事な決定は早い時間に行う」ということを実践しましょう。