目標達成hack

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脳に良い習慣(その8)脳を健全に保つコツ

新たな目標を立て、実現に向けてタスクを決めて、着実にこなしていきたい。そのために自分を変えたい。という人は目標達成に向けた計画作りと並行して、脳内ホルモンをどうコントロールするかを考えることが重要です。脳内ホルモンがちゃんと出ていて脳の状態が整えば、毎日の努力が脳に着実に定着していくし、何よりもモチベーションが高まります。ということで、脳内ホルモンを分泌するために脳に良い習慣その8は、これまで書き切れなかった小さな習慣を3つあげます。

 

⑴落ち込んだ時は寝る

落ち込んでいる時は、原因を考えたり、反省したり、とにかく、くよくよ考えがちですね。でもあまりくよくよ考えるのは得策ではありません。くよくよ考える癖がついてしまうからです。落ち込んだ時はとにかく寝てしまうのが良い方法です。失敗したことは寝ている間にプレイバックされて、同じ思考にならないように学習しています。同じ回路に電気信号が流れないようにするんですね。でもくよくよ考えてしまうということは、失敗した回路に電気信号を送る行為なんです。寝ている間に流れないようにするものを、起きている時にまた流そうとしてしまうことになるので、脳の進化を阻害してしまうのです。失敗したら反省は必要だけど、長々考えるよりも、寝てしまう方が脳の進化を促すことになるのはそういう理由があるからなんです。


⑵眠れない時は「泣く」か「笑う」

寝てしまう方が良いとわかっていても眠れない時ってありますよね。この場合、脳に何かしらのストレスがかかっていることが原因かもしれません。そんな緊張状態をほぐしてあげれば眠気は訪れます。そのために効く行動は「泣く」か「笑う」です。

涙を流すと脳内麻薬の一種であるロイシンーエンケファリンと呼ばれるホルモンが出ることが確認されています。これはずばり脳神経回路の緊張をほぐすためのホルモンです。もともと人間が持つ緊張状態回避のための機能。泣けば、それだけでスッキリする経験をしたことがある人もいるでしょう。

また、人は楽しい時には笑いますよね。これは逆もまた真なりで、笑うから楽しい気持ちになる、とも言えるのです。だからお笑いのビデオなんかを見て、強制的に笑う状況を作ることも脳神経の緊張をほぐすことに繋がるのです。

「泣く」か「笑う」か、どちらにしても緊張をほぐすことが眠気につながるっていうことを意識してやってみましょう。


有酸素運動か好奇心を作る

脳を良くするためには好奇心と集中力が必須ですね。その好奇心を誘発するにはドーパミンというホルモンが必要です。でも好奇心が強くなるといろいろなことに目がいってしまい、収集がつかなくなることもありますよね。だから何かに気を引かれたら、その他の興味は抑制する必要があるのです。これをやってくれるのがノルアドレナリンというホルモン。この二つのホルモンが同時に出ることで好奇心と集中力を両立させることができるのです。

この二つを同時に出す方法は、少し汗ばむ程度の有酸素運動しかないのです。

ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など効果的。子供達ならただ遊ぶだけでも効果あり。掃除でも汗ばむほど真剣にやれば有酸素運動です。

 

⑷脳に良い習慣

脳に良い習慣として、その1からその8まで書いてきました。できることからすぐにやってみることが重要です。そして、脳に起こる変化を観察してみましょう。変化を実感できるようになると、さらに新しい習慣を取り入れるやる気が出てきます。そうなると好循環のモードに入ります。そうすると毎日が楽しく生き生きと見えてくると思います。