目標達成hack

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感情をコントロールするコツ①不安

感情を100%コントロールすることは難しいのですが、感情を自分の中で、どう処理して行動するのかは、コントロールすることが可能です。そして、自分の中で感情をうまく処理をすることができれば、ストレスも軽減されます。ストレスを溜めない考え方の習慣を紹介します。

本日は、「不安」の対処の仕方です。


不安は心のアラート
普段の生活の中でも、なんとなく不安なことがある、とか、大事なプレゼンを目前にして不安で仕方ない、というようなことがあるかもしれません。「不安」という言葉はよく聞く言葉です。不安を抱くことはどうしようもありません。「不安」とは、ストレスから自分を守るアラートの役目を果たしているのです。だから不安を感じること自体は正常な反応なのです。

「不安」に近い言葉で「恐怖」というのがあります。「恐怖」とは、高所恐怖症とか、閉所恐怖症などのような言葉とともに覚えられているかもしれません。これらの言葉からも分かる通り、「恐怖」とは、対象がはっきりしている場合に用いられていますね。「不安」と比較すると「恐怖」は対象がはっきりしている分、対応策を考えやすい面があります。


不安のもとを考える

「不安」はなんだかわからないけど、モヤモヤする気持ちであることが多いものですが、そのモヤモヤを解消するためには、何がもとになっているのかを見つけないと解消に向けた手がかりがつかめません。逆にいうと、不安のもとが分かるだけでも、かなり心が安定することが知られています。

不安のもとを考えるために有効な手段は、不安だと思うことを、とにかく書き出してみる、という方法があります。書くことにより自分の頭が整理できます。書いてみると、とても不安だと思っていたことが、案外大したことではないと思えるようになったり、別々の2つの課題があると思っていたことが、不安の種は共通していたり、自分でも見えていなかったことに気づくこともあります。


気持ちを落ち着かせる

不安のもとが分かって、心が落ち着く、あるいは何かしらの対策を打つ、という解決ができれば理想なのですが、そうもいかないこともありますよね。そんな時は、小さな作業に集中することが有効だと言われています。

身近なところを掃除する、とか、溜まった書類の分別をする、などのようにちょっとしたことで良いのです。

小さな作業でも続けていると、不安よりも作業による快感が優ってきます。この状態は作業興奮と呼ばれ、脳内にドーパミンを分泌します。また、単純な作業をリズミカルに行うことで、セロトニンという脳内物質の作用も高めます。これらの脳内物質が不安を軽減してくれるのです。

これは、写経を行うのと同じ効果を生みます。

 

「不安」な気持ちに対処するコツ

不安な気持ちに対処するコツのまとめです。

①不安のもとを考えてみましょう

とにかく不安に思うことを書き出して、気持ちを整理してみましょう。

②小さな作業に集中しましょう

気持ちが整理できない時は、まずは、心を落ち着かせる必要があります。小さな作業に集中することで、心が落ち着いてきます。

 

不安のコントロールの仕方を知っているだけでも、かなり心は落ち着くものですよ。