目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

自分をコントロールする技術

世界は誘惑に満ちています。何かを達成したいと思っても、あるいは将来のためにはこうした方が良いことがわかっていても、目の前の誘惑に勝てないことがあります。ダイエットなどは代表的な例ですよね。ダイエットの目標を立てて、一日のエネルギー摂取量を制限しようと戦略を立てても、大好物のスイーツを目の前にすると、カロリーのことは意識の外に置かれてしまうこともありますよね。

意志の力だけではどうしようもないことがあるのが人間です。では、どうしたら自分をコントロールすることができるようになるのでしょうか。本当にやりたいことを突き詰めて考えて、意志の力を強くすることが正攻法であることは疑う余地もありません。しかしもっと現実的ですぐに試すことができる仕組みを考えてみることも、方法の1つです。


辛いことは楽しいことと一緒にやる

自分をコントロールする仕組みの1つ目は、「辛いことは楽しいことと一緒にやる」という方法です。どうしても飲まなければならない薬があるが、とても苦く飲む気にならない、というような場合、薬を飲んだ後には、高級なチョコレートを用意しておいて、薬を飲むことはチョコレートを食べるための手段にしてしまう、というような方法です。

資格試験の勉強がどうしても捗らないのであれば、大好きな場所に行くというのもあります。私の場合は、スタバが好きなので、スタバに行ってカプチーノを飲む、という報酬を設定しています。同じように勉強の前には必ず好きな曲を聴く、という方法もありますよね。

 

予防策を考える

外食はついカロリーを取りすぎてしまうからお弁当を持っていく、という人がいます。これは、何もしないと目の前の誘惑に負けてしまうから、そうならないような予防策を取っておく取り組み例です。好きなものを1日1個食べることを自分に許すとします。先に一ヶ月分を買ってしまった状態で、1日1個食べるとすると、一個以上食べたい気持ちと毎日葛藤しなければならなくなります。しかし1日1個買うことにすれは、それだけで1つ悩みが消えますね。逆に先にお金を払うことで自分を追い込む方法もあります。ジムは先払いの例ですね。ジムは、モチベーションが高い最初のうちは良いのですが、疲労の蓄積や効果が見えにくいなどモチベーションが下がってくるとだんだん足が遠のきます。しかし、料金を先に払ってあれば、行かなければお金が無駄になってしまうので、簡単にはサボれないような気持ちになりますよね。


ポイントに変換する

買い物をするときに何かしらのポイントを貯めている人は最近多いですよね。大抵購入金額の1%かそれ以下の金額館にもかかわらず、現金で割引させるよりもポイントの方が何となくお得感が増すように感じる人が多いようです。ポイントを現金の代わりに使える場合もあれは、特定の商品と交換できる場合もあります。何れにしてもにしてもポイントを貯めることが何となく楽しさを増すように感じます。何かどうしてもやらなければならないことがあって、でも気がすすまないようなものも、このポイントのお得感をつけたらモチベーションアップになることもあるのではないでしょうか。最近では、Todoにポイントをつけたアプリもあります。ポイントにも目標を設定し、目標を達成した場合の報酬も設定できるようになっています。目標をポイントに置き換えると進捗が見えにくいものでも実感しやすくなるのかもしれませんし、もともとポイントを集める行為自体を楽しいと感じるものなのかもしれません。


以上3点は自分をコントロールするための工夫の例です。注意点としては、目的を見失ってはいけません。あくまでも本来の目的を達成するためのツールです。自分をコントロールする方法を自分で設計する、という意識を持っておく必要があります