目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

OKRとMBOあるいはKPI

MBOとKPIの限界

これまでの経営管理の手法の中で、現在最も普及しているものは「MBO」あるいは「KPI」なのではないでしょうか。

MBOは従業員にすべきことを正確に理解させ、それを最適かつ安価な方法で行わせるための手法です。その結果、階層組織を強固なものとし、命令を下すものと実行するものを明確にすることになってしまいました。また、MBOは業績評価と連動したために、確実にできる目標しか設定しないようになります。どの部門も失点を恐れリスクを回避するようになってしまうのです。

こうして、MBOは一見効率的な経営管理の手法に見えますが、業績の伸びは次第にシュリンクすることになってしまいます。

KPIはMBOの中から数値的な指標を取り出したツールなので、MBOの一部分です。

OKRの効果

上記のような、MBO、KPIの欠点を改善したものがOKRとも言えます。

OKRの目標は半分はボトムアップで決めることが推奨されています。また、業績評価とは切り離し、チャレンジングな目標を立てるとともに、それを四半期や月次で見直しながらアプローチや時には目標そのものも修正しながら進めます。そして、その目標は公開されて、進捗が見える化されます。

OKRこのような特徴を持っているため、よりフラットな組織に向いていると言えます。また、より創造的な仕事のスタイルに向いていると言えると思います。これがインテルGoogleなどの世界の先端を行く企業に採用され、効果を発揮している理由ですね。