考える習慣
メモの魔力 前田裕二著
「メモの魔力」という本が人気ですね。読んでみると、メモというよりもノートの取り方、あるいは使い方が書いてあります。ノートというのは、情報をメモする、という目的があるのはもちろんですが、その情報を使って、考えることこそ重要だ、というような主張がされており、その通りだと納得しました。
この本は、情報の取り扱い方というか、情報をベースに、いかに考えを深めるか、つまり考え方を提唱していると理解しました。
考え方の基本は以下の3ステップです。
①情報をメモして整理する
②その情報を抽象化することで知織にする
③抽象化した知識を他の事例に転用できないか考える
大事なことは、情報を情報のままにしておくのではなく、使える形とすることであり、そこまで考え続けることだ、ということだと思います。
これは、メモをする習慣というよりも、考える習慣であると言えますね。
私なりに本の内容を抽象化してみました。