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資格取得を戦略的に考える

たくさんの資格を持つ人には、資格を取ること自体が目的になっている人もいる様ですが、本来は何かしらの目的があって、そのために必要だから資格を取得するわけですね。資格がないとできない仕事に職を得たり、個人事業を始めたり。或いは、ある分野の知識を身につける手段として資格を取得する、というのもあるかもしれません。

そこで資格取得を戦略的に考えるために、その目的にフォーカスしてみました。

資格を取得する目的を考えてみると、以下の3パターンに分類できるのではないかと思います。

①仕事のために資格を取る

有資格者しかその業務を許されていない場合があります。その場合は、業務と資格が不可分となります。その仕事をやろうと思うと、資格取得は避けては通れません。(例えば士業ですね)

必要な資格にターゲットを絞って資格取得の計画を立てることになります。

②提供する品質の保証

資格がなくても仕事はできるものの、資格があった方が顧客からの信頼度が上がる場合があります。あるいは、既に仕事をしているものの、そのクオリティが説明しにくい商材の場合、資格により説明する方が早い場合なども考えられます。資格が品質を保証してくれる、という考え方です。

資格取得を考える場合には、対象のサービスや商品の周辺にある資格を探すこととなりますが、必ずしも1つに定まるものではありません。建築関連に絞ってみても、建築士は①なので除くとして、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、インテリアデザイナー、キッチンスペシャリスト、整理収納アドバイザーなど、沢山の資格があります。当然、複数持てる方が顧客のニーズに応えることができるようになります。

③自分のスキル向上のため

自分のスキルを磨くために資格取得を利用する場合もあります。例えば、IT系の資格は体系がある程度整っていますので、スキルのステップアップに適しています。その資格を転職の際の自己PRに使ったりすることもありますので、②の要素も含まれていますが、お客様への説明か、自分のスキルの説明か、で②と③で分けているような感じでしょうか。

 

こうして整理してみると、それぞれの目的に応じて、どの資格を取得するのか考える事が大切である事がわかります。まず資格ありきで取得を目指しても、挫折する事にも繋がりかねません。資格取得のその先を考えて、どの資格をどのような順番で取得するのが良いのか計画を立てるのが重要なんですね。