目標達成hack

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快適な環境を作るコツ

モノが少ないと快適に働ける 土橋正著

この本を読んで、快適ってなんなんだろうか、と考えさせられました。以下快適について考えたいことを書きます。

 

ものにあふれている時代だけど、本当に必要なものって割と少ないのかもしれない。仕事をするときにも、本当に必要なツールだけで仕事をしてみるととても心地よいもの。

快適ってものの量では決まらないよね。そう考えると、本当に必要なものをよく考えることが快適につながるのかもしれない。

快適な環境を作るために、まずは情報について考えてみました。


快適を実現するための考え方

好むと好まざるに関わらずや情報は溢れかえっているので、本当に必要を見極めることすら難しくなっているよね。じゃあどうすればいいのか。情報を快適に取り扱うためのコツを2つ考えてみました。


溜めずに流れを作る
器のサイズを意識する

 

どうしてこの2つがコツなのかを、順を追って説明しますね。


1.溜めずに流れを作る
入ってくる流れに合わせて出していく流れも作る。書類などを捨てることも溜めないコツ。溜めないためには自分なりのルールを作っておくことが重要。ルールがあれば迷わないし、判断のスピードをあげられる。その結果、情報を溜めないで流せるようになるんだよね。そのためにやっておくべきことを少し具体的にかきます。

⑴書類を仕分ける
書類はそのまま保存しない。まず仕分けを行う。仕分けルールを作っておけば、迷わない。
以下仕分け例。
アクティブ書類(すぐに使うもの)
スキャン用書類(データ化して保存しておくもの)
保存用書類(書類を紙のまま保存するもの)
ゴミ箱行き
⑵情報の処理
情報を処理するということは何か。保存する情報かどうかを判断することなんじゃないか。仕分けルールを作っておいて、どういう情報なのかを判断して流す。そして、仕分けの目的に沿って、そのデータを利用する。処理するということは、保存するだけじゃなくて使いこなせてこそ意味があるよね。


2.器の大きさを意識する

保存する場合のコツは、入れ物の大きさを決めておくこと。大きさが決まっていれば、何かを捨てなければ入らない。そのときに情報の鮮度や価値を再確認することができ、常に必要な情報のみに保てる。
また、人間は器の大きさによらず、余力がある限り詰め込もうとしてしまうみたい。だから適切な大きさを決めておかないと無駄に保存することになってしまう。無駄な保存の何が悪いかというと、検索機能が働きにくくなってしまうため、必要な情報が後から利用しにくくなってしまう。情報は利用できてこそ価値を発揮できるのであって、保存する量を競うものではないよね。


まとめ
上記の考え方はいろいろなことに共通して当てはめることができるんじゃないかと思う。何かのプロジェクトを実施するときに、ゆるい納期を設定してしまっても余裕を残して終わることはほとんどない。設定した器を目一杯満たそうとしてしまう一例。器の大きさってとても大事だし、難しいこと。そういう目で世の中を眺めてみると、当てはまる事例は結構あるのかもしれない。器の大きさって大事だよね。