目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

メモのコツ

ノート術とかステーショナリーとかガジェットなどが好きなので、何となくそちらにアンテナが向いていることもありますが、最近メモ術の本が増えていますね。だいたい読んでいますが、本質的には共通のコツのようなものがあるように思います。そこで、メモ術に共通するコツについて書いてみたいと思います。

 

メモ術に共通するテーマ

少し見え方は違うもののメモにまつわる共通のテーマは以下3点です。

①何をメモるのか

②いつどうやってメモを取るのか

③メモをどう生かすのか

以下それぞれ簡単に説明を加えます。

 

①何をメモるのか

メモを取ることを習慣にするには、チコちゃんに叱られてしまうようなボーッと生きていては難しいのです。メモを取ろうというモチベーションが湧きませんし、そもそもメモを取るべきネタにも気づけません。何かしらこういうことは今の自分に必要なことだ、あるいはこういうことに興味がある、というように自分のアンテナを認識する必要があります。そしてそれらの情報はどんな時に現れるのかを日頃からよく考えておくことが重要です。必要とする情報が目の前に現れた時にすぐにメモできるようにすることがメモ術の本質ですから。

 

②いつどうやってメモを取るのか

メモを取る方法としては、ハード面とソフト面を考える必要があります。ハード面としては、いつでもメモを取ることができる方法を決めておく、という事です。常に付箋を持っておく、とかマスターのメモと携帯用メモを作る、とか。何か心に響いた、あるいは何か後で参考になるに違いないと思った瞬間を逃さず、記録することができる体制を整えておくということですね。一方、ソフト面はもっと重要です。メモをする情報のレベル感をあらかじめ決めておく、という事です。とても立派な事を聞いた時にはメモしておこう、というレベルであれば、ほとんどメモするような状況には出会わないでしょう。多くの人が推奨しているのは、出来るだけレベルを下げておく、という事です。1つの情報が後々重要であることに気づくかも知れないし、他の情報と合わせて考えてみると大きな意味を持つことになるかも知れません。メモに残っていれば何らかの示唆が得られる可能性が高まります。メモを取ろうと思う気持ちになる事と、そう思った時にメモれる状況を作っておくことが重要だという事ですね。

③メモをどう生かすか

メモについて色々語られている中で、最近最も重要視されているのが、メモを取った後です。メモを見直す時間をとって、そこから何を読み取るのか、そしてそれをアクションに繋がるところまで考える時間を取り、考えるためのツールやノートの使い方などを説明している本はとても多いです。これが最近のメモ術の核心です。メモを取った後に冷静に振り返ってみる、あるいは時間をおいて定期的に振り返ってみる事で、メモをした時には考えが及ばなかったことが見えてくる。メモしたことを参考に自分なりにアレンジをするとか、いくつかの情報をグルーピングしてみると傾向が見えてくる、情報を組み合わせて新しいアイデアを思いつく、などさまざまな効能が考えられます。メモした情報から加工したものを別のメモに記録する、というような方法もあるでしょうし、元々のメモに余白を残しておき、後から色々書き込めるようにする、という方法もあります。何れにしても後から振り返って考える時間を持つことが重要だということですね。

 

以上です。

 

メモについて語ることは割と簡単ですし、どんな人にも身近な話題だと思うのですが、やってみるのは結構大変です。でも上記のような仕組みがわかっていれば、比較的考えやすいのではないかと思います。考えながらやってみることが一番大事なんですよね。