時間を作る
時間術大全 Make Time
ジェイク・ナップ Jake Knapp
ジョン・ゼラツキー John Zeratsky
Make Timeという本を読みました。時間を有効に使うための実践的な事が書いてあり、とても良い内容でした。これを機に時間を有効に使うことについて考えてみました。
「時間を有効に使う」とはどういう事か
誰しも1日は24時間あります。これをどう使うのかは人それぞれです。仕事の観点で時間を有効に使う方法は、多くの人が語り、本もたくさん出ています。また、夢を叶える方法のような入り口でやりたいことをどうやって実現するのか、というテーマも沢山の考え方やハウツー本が出ていますね。でも、今日1日の時間をどう使いますか、ということは意外と考えたことがないのではないでしょうか。今日1日の24時間を何にどれだけ振り向けるのか。朝、その日の予定を見ながら考えたことがあるでしょうか。時間を有効に使うとは、その日一番やりたいことは何か、そしてその時間を予定し、何があってもやり遂げる。そうやって毎日を悔いなく過ごす。こんなシンプルだけど実行力のあることが時間を効率的に使うことなんじゃないのか。そういう事に気付きました。
やりたいことをやり切る方法
前述の本の中では、やりたいことをやり切る方法として4つのステップに分けて説明されています。
①ハイライト
1日の中で最も重要な予定を決める。(これが一番重要)
②レーザー
重要な予定を予定時間でやり切るために、集中する。集中するためには気合ではなく仕組みを作る。
③チャージ
集中するための心身の状態を整える。食べ物とか睡眠とかを日頃から気を使うという事です。
④チューニング
1日を振り返って、出来たこと出来なかったことを考えて、改善する。
私が特にいいなと思う点は2つあります。
1.気合いではなく仕組みを作る
気合いでは気持ちが弱まると続かなくなりますよね。仕組みにしてしまえは、何も考えなくてもいいですね。仕組みというのは例えば、つい手を伸ばしてしまうスマホからゲームアプリを削除する、などです。
2.1日を見直す
毎日毎日振り返るのは、それなりに大変かもしれないので、まずはできる日だけやってみれば良いのではないかと思いますが、振り返ることで、自分はどんな事に時間を使うのが最も満足するのか、ということが次第にわかってくるのではないか、と思います。自分のことでもわからないことって多いと思いますが、1日を振り返ってみて、どう感じるのか考えてみる価値はあるのではないでしょうか。
1日の時間をどう使うのか。考えてみると、いろいろな事に気づけるかもしれません。