目標達成hack

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習慣と意志力

心理学の実験として有名なマシュマロテストというのをご存知だろうか。

幼稚園の園児たちを対象に行われたもので、目の前に置かれたマシュマロを一定時間の間、食べなければ1つ追加し、食べてしまえば終わり、というもの。将来の報酬を待てるかどうかを見るものである。園児たちの2/3はすぐに食べてしまい、1/3は待つことができ、2つ目ももらうことができたそうだ。この実験はもっとバリエーションがあって、詳しい研究が進んでいるが、大事なことは、将来の報酬を待てる人もいれば、待てない人もいる、ということである。

これを意志力呼ぶことにする。やはり人間には意志力というものがあって、我慢だ良い人とそうでない人がいるらしい。この意志力というものは、先天的なのか後天的なのか、あるいは脳内分泌成分が関係している、など研究が進んでいるようである。

何か目標を決めて勉強などを始めても、三日坊主に終わってしまうことがあるけども、前述の意志力の話を踏まえて見直してみると、よく当てはまる。すなわち、将来得られる報酬(例えば、資格取得とか、会社を辞めて独立すると)を待てずに、目の前の報酬(例えば、勉強しないで寝てしまう、とか)に飛びついてしまうことが、三日坊主と言われる現象。

だとすると、意志力が弱い人はみんな三日坊主になってしまうのかというと、そうでもない。「他のことは続かないんだけど、これだけは続けられるんだよね」という話はよく耳にする。

では、三日坊主にならないためには、どうすれば良いのだろうか。

答えは、意志力の話の中にある。どんな時にも意志力を働かせて、常に先の報酬を目指すことって、とても難しい。体調とか心理状態とか勘定などが常に変化する中、心を平静に保っておくことはなかなかできない。だから意志力に頼らずに続けられる状態にすればいい。

つまり、何も考えなくてもやっているという状態。朝起きて顔を洗う、とか、食事の後に歯磨きをする、とかは何も考えずにやっているものの1つではないだろうか。現役時代のイチロー選手は、お昼ご飯はカレーと決めていた。決めておけば、何も考える必要もないじゃないか、とインタビューです語っていたのを見たことがある。陸上選手は、朝起きたらご飯の前に10km走ります、という人がいるが、ダイエットのためにランニングをやっています、という人に同じことをやれと言っても、なかなか難しい。ランニングに行こうかな、どうしようかな、と考えてしまうと、目の前の報酬カルボナーラ 買ってしまう。

だから習慣とは、何も考えなくてもやっている状態のことなんだ。そう考えると何をすればいいのか見えてきませんか。例えば、英語の勉強を習慣にしようと思うと、何も考えずに勉強している状態をどうやって作ればいいかな、と考える。隙間時間にいつでも勉強できるようにしてみよう。そのために、スマホに勉強するためのファイルやアプリを入れておいて、隙間時間にはいつでも見ることができるようにしよう。とか考えられるようになる。

意志力に左右されちゃうと挫けることがある、ということを知っておくだけで少し気が楽になりませんか。三日坊主になってしまうのは自分のやる気が足りないからではなく、やり方が悪いからということだから、意志力が弱いことを責めなくていいんですよ。やり方を工夫しなくちゃ、と思えばいいんですよ。