目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

目標は見えていますか

こうなりたい、とかこれがやりたいという事が見つかったとしても、その実現のために一歩が踏み出せなくては目標ではなく"憧れ"で終わってしまいます。ここでは一歩を踏み出せるものを"目標"、こうなったらいいな、と思うことを"憧れ"と定義します。

それでは目標と憧れの違いは何でしょうか。それは達成までの道筋が見えているかどうかにあります。

見える目標にするためのポイントは以下の3点です。

①何になりたいか
②いつまでになりたいか
③どうすればなれるのか

①何になりたいか

"憧れ"と"目標"を分けるのは、どのくらい具体的には思い浮かべられるか、にあります。そのために、こうなりたいとか、という思いがかなったら何が変わるのかを象徴するシーンを書き下すことをお勧めします。

例えば、自分の会社を作って独立する、という事を考えた場合、もう一歩踏み込んで、夢が叶ったシーンを想像してください。CEOと書いた名刺をお客様に渡している、とか、自分の会社の最初のプロジェクトを成功させ、お客様から「ありがとう」と言わせて椅子、とかを想像してみるのです。そうする事で目標が自分ごとになります。そして、何よりも大きな効果は「気分が上がる」ということです。

ポイントはそれをノートに書いてみることです。自分の書いた文字を見ると、客観的に眺める事ができる効果があります。

②いつまでになりたいか

目標を具体的にはするためのもう一つの大きな要素は、期限です。

最初は何才までになっていたいのか、ということから考え始めても良いと思いますが、最終的には年月日まで決める事がポイントです。実際に目標に向けた取り組みを始めて見ると、うまくいかないことも出てきますが、その時は修正していけば良いのです。日にちを決める効果は2つあります。

ビジョンがより詳細化する
達成までの残りの時間が明らかになる
期限を決めるとなると思い悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、決めてしまう事が重要です。取り組みながら見直しをすれば良いと割り切って、まずは期限を書いて見るとご自分の目標がググッと立ち上がってくる事が実感できるでしょう。

③どうすればできるのか

そして最後に一歩を踏み出すための要素として、「どうすれば」を考えましょう。簡単なものとしては、"会社を設立する"、"○○賞を取る"、"○○資格を取得する"などですが、①のビジョンを実現するためにはどうなっていれば良いのを掘り下げていくのです。この時のポイントはプロセスを考えるのではなく最終的な状態の断面を考える事です。目標が「芥川賞を取る」だとしたら「小説家になっている」事が必要条件ですよね。どうしたら小説家になれるのかは、次のステップである計画の中で考えで行きましょう。


目標は上記のような3つの要素に分解する事が出来ますね。繰り返しになりますが、実際にはノートに書きながら考えて見るといいですよ。書いて見ると自分はこんな事を考えていたのか、という事が改めて整理できます。