目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

目標達成に向けた計画を立てる

「計画のない目標はただの願い事に過ぎない」サン=テグジュペリ


目標を立てると気分が盛り上がり、すぐにアクションに移りたくなりますよね。鉄は熱いうちに打て、と言いますから、気持ちが盛り上がっているうちにスタートを切ってしまう事は、それさそれで方法の一つだと思います。しかしより効率的に、かつ継続性を持って事に当たるには、、やはり計画が重要です。少し遠回りのように思えるかもしれませんが、継続性という点では、この計画が鍵を握っています。

計画を立てるポイントは3つあります。

①目標を細分化してタスクにする

②使える時間を見積もる

③タスク×時間=スケジュール

以降で一つ一つ説明します。


①目標を細分化してタスクにする

目標のままでは何をやったらいいのかがイメージが難しいこともあるでしょうし、必要な項目が洗い出されているのか、全体感がつかめません。そこで目標を分解してタスクにする必要があります。タスクとは、○○の勉強をする、○○を調べる、などのような具体的な"やる事"と定義します。

目標を分解するには、ロジックツリーの手法が有名です。しかしロジックツリーは簡単そうに見えて、やって見ると難しい、奥の深い技術です。なので、ここではロジックツリーの技法を用いながら、目標達成のためにカスタマイズされた、"仕事のGPS"というフレームワークを紹介します。

G:GOAL 目標

P:POINTS ポイント

S:STEP ステップ

1つの目標に対して3つのポイントを抽出します。さらにポイント1つに対して3つのステップを定めます。

こうして考えて見ると目標が9つの具体的なステップに分解できる事になります。

このステップこそがまず最初のタスクになるのです。

しかし大事なことは、タスクを作り出すことではなく、目標を支える構造を見える化する事にあります。

この構造がしっかり見えるようになっていれば、途中で「何のためにやっているのかわからなくなった」というような気持ちになることは無くなるでしょう。


②使える時間を見積もる

目標を立てる時に、"いつまでに"という事をしっかり考える事ができたならば、計画の段階ではその時期までにタスクをこなすためにどの程度の時間がひねり出せそうかを考えます。自分の普段の行動を振り返って見ると、意外と時間がない事に気付くはずです。通勤時間、昼休み、会社を退出した後、休日‥それぞれどのくらい時間が確保できるかを考えましょう。

時間が足りないようなら、普段の生活を見直すきっかけになるかもしれません。テレビを見る事をやめる、スマホをいじる時間をやめる、等出来る事はないか考えてみるのです。何かを得ようと思えば、何かを諦めなければならないことも出てきます。

そうやって自分の時間を見えるようにするとこで、目標達成のために、いつ何をやるのかを考えられるようになります。

自分の時間の棚卸をして自らの意思で時間をコントロールすることは、自分の人生を生きるための第一歩になることでもありので、最初は面倒臭いと思うかもしれませんが、やって見て損はない作業ですよ。


③タスク×時間=スケジュール

タスクの明確化と作業に使える時間を掛け合わせてみると、スケジュールができます。最終的な目標達成の時期に間に合うのか、間に合わないならば、タスクを見直すのか、使える時間を増やすのかを考えなければなりません。その作業を通して、スケジュールのまとめを行なっていきます。しかしやってみるとなかなか思うようにスケジュールが組めないこともあると思います。スケジュールを考えるコツは、判断の順番を決めておく事です。私のオススメは以下の順番です。

1.作業時間を増やす

2.タスクを見直しやらない事を決める

3.目標達成の時期を見直す

出来るだけ目標達成の時期はずらさない方が良いのですが、あまりにも現実的ではない場合には、それも視野に入れる必要があります。しかし最後の手段にすべきです。

このように考える順番を先に決めておけば、計画全体あるいは目標そのものへの影響を限定的に出来ます。


計画は一度定めれば良いというものではありません。定期的に見直す事が重要です。見直しのタイミングは色々な目標や期間によって違うと思いますが、3週間、3ヶ月ごとに見直す事が良いようです。見直しの時期も含めて、3ヶ月ごとの計画をまずは立てて見ましょう。