目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

集中力と糖質過多

糖質は太る原因と考えている人も多いと思いますが、実は糖質過多の悪影響はそれだけではないのです。脳の働き、特に脳内ホルモンの分泌を妨げることが大きな問題なのです。脳内ホルモンが十分に分泌しないと精神が不安定になり、キレやすくなってしまいますし、集中力も無くなります。


脳の安定の鍵は糖質

脳の活動は電気信号で行われます。電気を起こすためにはエネルギーが必要となりますが、そのエレルギー源はブドウ糖ブドウ糖は消化器官から血管を通じて血糖という形で脳に届けられます。疲れてくると甘いものが欲しくなるのは脳が糖分を取るように命令しているからなんです。低血糖が進むと、脳内ホルモンが出にくくなって集中力を失い、さらに進むと意識が混濁し、それが何時間も続けば死に至ることもある。

では疲れた時に甘いものが必ず良いのかというと、そうも言い切れないのです。空腹時に高い糖質のものを食べると低血糖を引き起こします。空腹時に甘いものを口にすると、一気に血糖値が上がります。すると血糖値を下げるホルモンであるインスリンが過剰分泌されてしまい、血糖値が急降下することになります。このように血糖値が乱高下してしまうと、脳内の電気信号のアンバランスを引き起こし、気分のムラが出てしまうことになるのです。

前日に深酒をしてしまい、寝不足になった上に、朝ごはんを食べないで出社し、眠気を覚ますために甘い缶コーヒーを飲む。こうなると11時頃には気分のムラがやってきてキレることになってしまうのです。


人は糖質で太る

人は脂で太るのではなく、糖質で太るものなのです。血糖値が乱高下すると、甘いものをついつい口にしたくなります。そればかりか食事には血糖値を高めることができる炭水化物を取りたくなります。つまり甘いものの連鎖が起こることになります。血糖値が急降下するときに中性脂肪が量産されるので、炭水化物を中心に糖質をちょこちょこ食べる人はなかなか痩せないのです。脂を取らないようにカロリーに気を使っていても、炭水化物を必要以上にとってしまうと、逆に痩せなくなってしまうのです。


糖質過多の罪

糖質過多は「太る」だけが問題ではないのです。代謝に脳内ホルモンの重要な材料であるビタミンBを使ってしまうため、ホルモンの分泌も阻害してしまいます。炭酸飲料をがぶ飲みしていると、身長が伸び悩み、骨が弱くなり、疲労回復や脳の進化もかなわなくなります。炭酸飲料は骨を溶かすようなイメージを持っている人も、まだいるのかもしれませんが直接悪影響を及ぼすのではなく、ホルモンの分泌を妨げる原因になることが問題なんです。


目標達成への教訓

目標達成と糖質方の話は一見関係ないように見えますが、精神を安定させ集中力を高めるためには重要な要因になっています。血糖をコントロールすることで集中力を高めると目標に向けた取り組みも効果を高めることができるということです。試して見る価値は大きいと思いますよ。