目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

脳の働きとポジティブ思考

目標達成のために毎日努力していくためには、基本的な心持ちとしてポジティブにならないと続かないし、そもそもスタートも切れないですよね。でもなかなかポジティブな思考ができない人もいるかもしれません。でも心配ありません。脳の仕組みを知れば改善できます。


脳は「いつも使う回路」で世の中を認知する

世の中を見るときは、自分の脳の神経回路を通じて見ています。物事は「いつも使う回路」を通じて認知されることになります。

だからネガティブな思考を繰り返す人はネガティブな回路に電気信号が行きやすくなってしまっているということなんです。つまり、世の中の事象からネガティブなものばかりを取り出して認知するようになっちゃっているんです。上手くいく道といかない道があれば、上手くいかない道ばかり目につき、上手くいく道に気づかないことになります。上手くいかないタイミングで物事を始めたり、上手くいかない言葉ばかりが脳に浮かぶようになります。こうしてネガティブな思考はさらに強化され、悪循環に陥ることになり、ネガティブのPDCAにはまります。

じゃあ、ポジティブを心掛ければいいじゃないか、という人もいるかもしれません。心掛けても本質的な解決には繋がらないのです。なぜかというと脳の意識的な領域でポジティブになっても無意識の領域は変わらないからです。逆に上手く行っていないことを認識しているのに、めげないふりをすると、脳が正しい学習ができなくなってしまい、さらに悪化することにもつながってしまいます。


神経回路のほとんどは、無意識の領域で使われている

脳の神経回路は意識的な思考のために使われるのはほんの一部で、ほとんどは無意識の領域で使われます。つまり、潜在意識は顕在意識の何十倍、何百倍もの情報を持っていることになります。騒々しい雑音の中でも、自分の名前が呼ばれたら気づくこともありますよね。これは潜在意識が騒音の中から具体的な会話を拾っているから顕在意識で選択できるのです。多くの人が行き交う場所で待ち合わせをすることが可能になるのも潜在意識がかなり取捨選択してくれているから、顕在意識で知り合いの顔を認知できるのです。つまり、潜在意識と顕在意識のコンビネーションで認知は進むということです。


ネガティブ思考

ここで、ネガティブ思考の人に戻って考えてみましょう。ネガティブ思考の人は潜在意識がネガティブな回路となっているため、様々な事象からネガティブなものを選択してしまいます。ネガティブな選択肢の中から顕在意識が選択することになるため、ネガティブな結果となってしまうことは避けられません。ポジティブになろうとして顕在意識だけを変えても、結果があまり変わらないのは潜在意識がネガティブであるところが変わっていないから、選択肢がネガティブなものばかりだからなんです。


無意識の回路を整える

ということは、無意識の領域、潜在意識がポジティブになれば、ポジティブなことに気づけるようになるってことですよね。潜在意識をポジティブにするためにはどうすれば良いのでしょうか。答えは、「ポジティブになるためのホルモンが出るように仕向ける」です。脳内ホルモンの中でも例えば、セロトニンは楽観的にものを感じることができます。あるいはメラトニンは失敗を回避することを学習できます。

そのような脳内ホルモンを分泌させることができれば潜在意識をポジティブに変えることができます。


脳内ホルモンを分泌させるためには、早寝早起きなどの生活習慣を変えることが必要なのですが、それはまた別のエントリに書きたいと思います。