結論から話す
まず結論から話しなさい
このように言われることも多いのではないかと思います。
エレベーターピッチ
重役は時間がなく、エレベーターに乗る時間くらいしか取れないから結論から話さないと伝えられないよ、という話も聞きますよね
この結論から話す、というのは簡単そうでなかなかできないものです。どうして簡単ではないのか考えてみましょう。
結論を考える事が難しい
結論から話すには、当然のことながら結論を考えておかなければ話せませんね。ここに課題があります。
結論を考えることを難しくしている要因の1つに、日本語の特性という事があげられると思います。日本語は最後に結論がくるような語順で話す言語です。一方英語は、まず結論を言っておいて、その理由は〇〇です、と続ける語順で構成されます。語順かそうなっているということは、頭の中、つまり考え方もそのような形になっている、ということだと思いますので、急に結論を先にと言われても、すぐには結論にたどり着かないのです。
結論から考えるフレームワーク
結論から考えることを身につけるためには訓練が必要です。話し方だけでなく考え方そのものを変えなければなりません。考えやすくするために良いフレームワークがあります。
PREP
Point:結論
Reason:理由づけ
Example:具体例
Point:結論(繰り返しで締める)
いつも頭の中にPREPを置いておき、考えを整理すると、結論が見えてきて話しやすくなります。
ノートに書きながら考えるとより整理しやすくなるでしょう。
これは様々なことに応用できる、とても強いソリューションとなることでしょう。