手数のマジック
人はアクションが少ないほうに流れていく性質を持っていると言われています。同じ枚数が入っているクッキーを渡しても、むき出しで入っているものと1枚1枚個包装されているものでは、前者の方が早くなくなる事が実証されています。
この事を自分の行動に置き換えてみると、積極的にやろうとしていることは、出来るだけアクションを少なくする事が有効であることになります。
読書に集中したいためにカフェに入る時には、本を手に持ちスマホをかばんの奥深くにしまっておくのが良いことになります。すぐに使いたいもの、例えばテレビのリモコンなどは、出来るだけ目に入るところに、そしてすぐに取り出せるところに収納しておくのが良いということになります。
逆にやめたいことは出来るだけ手数がかかるようにしておく事が有効となります。ダイエット中にはお菓子は目につくところにはおかずに、収納庫の奥の方にしまっておく事が有効だという事ですね。
やりたいことは出来るだけ手数を減らし、やりたくないことは増やす、という事が有効なのですね。