目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

他人の経験から学ぶ

様々な書籍、あるいは講演の中で、成功談や失敗談が語られています。成功と失敗ではどちらの方が学ぶことが多いと言われているかというと、一般的には失敗の方ですね。どうして失敗の方が学ぶ事が多いのでしょうか。

成功は様々な要因が組み合わさっている事が多いですね。個人の能力やスキルに加えて、タイミングであったり環境であったり、運が良かった、というようなこともあります。したがって成功には万人に共通な方法は見つけにくいのです。逆にいうと自分の成功から共通して適用できる要素を抜き出したものは価値があるということですね。

一方、失敗からは他の人にも当てはまるような共通する要素が見えやすい、ということなんだと思います。加えて、他の人の体験を見聞きして、自分の参考にしようとする人は、まだ成功していない人が多いので、失敗談の方が共感を得たり実感しやすい状況にあることも大きい理由ではないかと思います。

成功談と失敗談ではどちらが学ぶ事が多いのか。実はこの問いはポイントがずれています。どちらからも学ぶことはあるのです。ポイントは他人の経験から自分にも適用できる要素を見いだせるかにかかっています。これは発信側の課題でもあるし受け手側の課題でもあるのです。他人の経験を教えてもらう、というスタンスから、他人の経験から必要なポイントを学ぶ、というスタンスへの変革が必要なんですね。

簡単に言うと、「教えてもらう」と「学ぶ」の違いですね。


目標達成への教訓

他人の経験は、「教えてもらう」のではなく「学ぶ」姿勢で当たりましょう。いつも自分にも適用できる共通の要素は何かを考えることが「学ぶ」ことになります。