目標達成hack

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判断基準につながるフームワーク

フレームワークという言葉は聞いたこともあるかもしれません。有名なところでは3C、4P、SWOTなどがありますよね。これらのフレームワークは頭を整理する時には、とても有効に機能します。しかし気をつけなければならないことがあります。既に存在して多くの人が利用しているようなものであっても、その枠組みが開発された時は、ある課題を考える方法として考案されたものであるということです。だから、どのようなケースにも当てはまるような万能なものではないのです。したがって、何かを考える場合、その置かれた状況や背景なども勘案して、そのフレームワークを適用することが適切かどうかを判断しなければならない、ということです。

有名なフレームワークは、過去の歴史の中で多くの人が使ってきていますので、汎用性が高いものが生き残っているとも言えます。だから何も考えなくともうまく適合する場合が多いのも事実です。しかし適用範囲が広いだけであり、決して万能ではないのです。だから使い方を意識して確認することが必要なのです。時には、自分の抱えている課題に照らして、既存のフレームワークを改良して使う必要があるかもしれませんし、全く新しいフレームワークを作り出さなければならないこともあるのです。


「何を考えるか」を考える

では、自分の課題に適合するフレームワークを考えるためにはどうすれば良いでしょうか。適切なフレームワークを考えるためには、「何を考えるか」「どう考えるか」を明確にすることが重要です。当たり前だと思われるかもしれませんが、実はここがあやふやな人が多いのです。課題をなんとなく考え、なんとなく既存のフレームワークに落とし込んでみて、情報を整理した感じになったところで、「で、どうすれば良いのだろう」となってしまうことがありませんか。フレームワークはあくまでもツールなので、何かの答えを出してくれるものではありません。


判断基準を持つことが重要

どのようなフレームワークを使うべきか、あるいはそもそもフレームワークが必要か、を考えるためには、何をどう考えるか、についての方向性を自分なりに持つことが重要です。そうすれば、どういうフレームワークがマッチするのかが見えてきます。フレームワークを使うことが目的であるのではなく、考えることが目的であり、フレームワークは考えるためのツールであることを忘れてはいけません。フレームワークに振り回されるのではなく、使いこなすことが重要なのです。