"真似る"から始まることもある

皆さんは身近にお手本とすべき人はいるでしょうか。ありたい自分をイメージするときに、「ああいう人になりたい」と思える人がいれば、その人をまずは徹底的に真似てみる方法があります。真似をするにも目的があります。最終的には、その人の考え方や大事にしている事などを理解して、自分に取り込めるところは取り込み、参考にできるところは参考にする、という事を目指すのだと思います。それを実践するためのコツが3つあります。

徹底的に真似をする

自分のロールモデルとなる人を定めたら、口癖や些細な仕草、あるいは食べ物の趣味など、ありとあらゆるものを真似をしてみましょう。その中で考え方や生き方のようなものがつかめることもあります。まずはやってみないことには理解するきっかけも掴めないこともあります。

本人に直接聞いてみる

ロールモデルとなる人と話せる関係であれば、インタビューしてみることも、理解促進のためには有効です。これまで、どんな勉強をしてきたのか。日々どんな事を考えているのか。聞きたいことに的確に答えてもらえないこともあるかもしれませんが、行動を真似る事から得られた情報と合わせる事で、かなり理解を進めることができるようになるでしょう。

何が優れているのかを考える

真似をしたりインタビューをしたりする事は重要なのですが、そこで終わってしまうと自分の考え方や行動に生かすことができません。得られた情報から、どこが優れているところなのかを考えてみることが重要です。そして、そのポイントは自分にとって必要な能力なのか、必要であればどうすれば身につくのか、という事を考えて、自分の行動の中に織り込んで行く作業が必要です。これは一回やればいいものではありません。ロールモデルとなる人の理解が進むにつれて、本当に優れていると思うことも変化することは起こり得ます。どんどん変化することの方が多いです。したがって、定期的に見直しながら本当の凄さに迫っていくアプローチが必要なのです。

目標達成への教訓

お手本になる人がいれば、真似をしてその人の凄さを理解しましょう。そしてそれを自分のスキルとして取り込むための方法を考えましょう。