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感情をコントロールするコツ②怒り

感情を100%コントロールすることは難しいのですが、感情を自分の中で、どう処理して行動するのかは、コントロールすることが可能です。そして、自分の中で感情をうまく処理をすることができれば、ストレスも軽減されます。

本日は、ストレスを溜めない考え方の習慣②として、「怒り」の対処法を書きたいと思います。

 

「怒り」の感情
怒りの感情は誰にでも起こりうる感情であり、抑えることはなかなか難しいものです。どちらかといえば、抱きたくないものですね。

また、本当に心から怒っている状態の場合もあれば、何かに抗議する目的で、怒っている姿を見せることに意義がある場合などもあります。

いずれにしてもコントロールすることは難しい感情です。

自分が「怒り」の感情を抱く時はどのような時でしょうか。自分の考えや思いが伝わっていない時や、自分の考えを拒否や否定された時などが挙げられますね。共通して言えることは、「自分の思い通りにいかないこと」に対して抱く感情であると言えるのではないでしょうか。

このような自分の怒りに対して、怒りの感情を持たないようにする対策はとても難しい事です。しかし怒りの感情を持つことはしょうがないものとして、それをコントロールする方法を考えることは、できそうです。

 

怒りの感情をコントロールする

怒りを感情をコントロールするためには、脳の中の思考に関する理性的な部分の働きを強めていくのが有効です。

怒りに対して理性的に対応するためには、うまくいかないことが当たり前だと考えることです。自分の「こうあるべき」という考え方を周りの人に当てはめてはいけません。「例外もある」「失敗することもある」「自分が間違っている可能性もある」「それぞれの価値観がある」などの考え方を前提として持っておくことで、物事を冷静にみることができるようになるのではないでしょうか。怒りを感じた時には、「期待値が大きすぎたのか」と振り返ってみると理性的に考えられるようになります。


「怒り」は分かってほしい、というサイン

「怒り」という感情は、他者に対して我慢できずにぶつけてしまうこともあると思いますが、怒りをぶつけても心がスッキリすることはありません。モヤモヤが残ってしまいます。逆にぶつけられる方も、同じようにモヤモヤが残りますし、ひどい時には「怒り」の感情に達してしまうこともあります。他者に対して「怒り」をぶつけても良いことはありません。

「怒り」を持つのは、その人の期待値に見合っていない状況があるのだと考えるのが冷静に対処するためには有効です。自分が「怒り」の感情を持った時には、それをただぶつけるだけでは解決しませんよね。自分の期待値とのギャップを説明しない限り、相手には怒りの原因は伝わらないし、解決に繋がりません。逆に「怒り」をぶつけられた時には、相手が抱いているギャップを丁寧に理解する姿勢を示すことが重要です。つまり、「怒り」とは、分かってほしい、という気持ちの表れだと捉えるべきなのです。

 

「怒り」に対処するコツ

怒りの状況を冷静に考えてみると、考えが相手に伝わっていないことが原因なので、改善するにはどうやって理解してもらうのかを考えるしかありません。しかし、どうしても感情の昂りを抑えることができない時もありますよね。そんな時に最も効果的な方法は、深呼吸です。これは緊張した時などとも共通の対処法です。感情が昂っている時には、気付かないうちに、呼吸が早くなっているものです。呼吸を整えると副交感神経が優位となってきますので、頭がコントロールできるようになります。そうしておいて、何が共通理解になっていて、何が理解されていないのかを確認する、という作業を行うと、前向きに話ができるのではないでしょうか。