目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

脳の仕組みと習慣化

習慣を身につけるにはどうすれば良いのか。脳の働きを理解するとそれは簡単。新しい習慣を身につけるためには、まず7日間継続しよう。そうすると、何かが変わることが実感できる。


7日間続ける

脳の中には緊急的に使う短期記憶の場所がある。そこに記憶できるのは7つまでの人が大半だと言われている。ラッキーセブン、七福神、七つの海、七色の虹、等「7」を使った表現は多い。ちょうど記憶できる数字である7は完全性を感じるとも言われている。1週間は7日であるし、初七日、四十九日などは7の倍数。脳の中には7日一巡感があるとも言われており、日にちの区切りも7日単位。つまり、習慣を考える時も7日単位で考えることが脳の機能にあっている、ということ。

まず1週間頑張ってみる。そうすると何かが変わったと思える。さらに7×7=49日間続けられたら、「性格を変える」「成績を上げる」など劇的な効果を上げることができる。

49日間は、脳が新しい環境に合わせて神経回路を作り上げるために必要な時間なのだ。


継続のコツは脳の活性化

7日間続けるのも大変だ、と思われるかもしれない。しかし、いつも脳を活性化させればモチベーションを維持できる。では、脳を活性化させるにはどうすればいいのか。体にいいホルモンをビンビンに分泌させればよいのだ。そのためのコツは、早寝早起きをするだけ。理想は22時、遅くても午前0時には寝る。そして朝は6時前には起きる。飲み会で寝るのが遅くなった日も、起床時間は変えない。その日の夜の睡眠のため、同じペースを崩さない。早寝早起きは、実は早起き早寝でサイクルを作っていく。前の日の夜更かしを翌日に持ち込まない。

誰にでもできることだけど、なかなか簡単にできるものでもない。それが挑戦。簡単にできることは簡単に忘れちゃう。ほどよい挑戦がやる気をかきたてない?


ルーティーンでアシスト

ラグビーの五郎丸選手のプレースキックの前の動作は有名だけど、結果を出しているアスリートはプレーの中で必ず同じ動作をする人をよう見かける。フィギアスケートの羽生結弦はリンク脇からスタート位置に着くまで毎回同じ軌跡をたどる。メジャーで活躍しているイチロー選手はバッターボックスに入る前に毎回同じ動作をしている。脳はある決まった動作をするとその動作を繰り返してきた場面と同じ神経信号の状態を作る、という癖がある。だからアスリートがプレー前に行うルーティーンは、練習の時と同じ脳の状態、つまり穏やかに集中している状態を作り出す助けになっている。

これは習慣化を作り出す時にも効果を発揮する。習慣にする動作を行う前の行動を毎回同じようにする。感情だとか体の疲れ具合だとか、様々な要因で乱れた脳の状態を、ルーティーンを行うことで落ち着かせ、いつも通りの穏やかな状態にすることができる。


目標達成への教訓

新しい習慣を身につける時は、まず7日間継続してみて、自分の変化を見直してみよう。継続のためには早起き早寝を心がけ、いつもモチベーションを上げることを考えよう。