目標達成hack

目標達成に効果のあるモチベーションアップのコツ、頑張るための技術なんかを公開します

好きなことを仕事にするということ

好きなことを仕事にしろ、というアドバイスがあるが、好きなものによっては仕事にはできない。というか、

仕事にできないことの方が多いのではないか。例えば、旅行が好きな人が旅行会社に就職したとすると、お客様のために色々考えることはあっても、自分の旅行のことは考える時間はなくなる。この食い違いはどうして起こるのか。よく考えてみると、旅行が好きという意味は、自分がどこかに旅行して、何かを見たり、聞いたり、体験したりすることが好きなのであって、人の旅行のことを考えたりすることが好きなのではないことがわかる。逆に旅行が好きだと言った時に、実際に自分が行かなかったとしても、旅行プランを考えることが好きだった場合は、旅行会社の仕事が楽しいかもしれない。

つまり「好きなこと」にもいくつかの種類があって、仕事に向いていることと向いていないことがあるということではないか。こういう自分の状態が好きだ、という場合は仕事にはできない。しかし、こういう行動は楽しい、こういう行為には自分の成長を感じる、などの様に、自分が行う行動自体に楽しみを見出している場合は、仕事にすれば楽しくなるかもしれない。

ということは、問題は本当に自分が好きなことが何なのか、を正確に理解することができるのかどうか、ということなのではないか。そこを掘り下げて考えてみる機会は通常あまりないかもしれない。あったとしても頭で考えてもわからないかもしれない。やってみて実感することで初めてわかることもある。だからこそ日々の生活の中で、自分が何を感じて何を考えたのか、が重要となるのではないか。その中で楽しいと感じたり、興味があると思えることを認識することは、とても貴重な発見となるかもしれない。だからもしかしたら自分はこれが好きなのかも、と少しでも思えることがあったら、更に深掘りして考えることができれば、何かが変わるのかもしれない。少なくともそう思って日々を過ごすことだけでも、すでに変化なのかもしれない。そう思ったら毎日が少し違って見えてきませんか?

三日坊主を前向きに捉える3つのコツ

何か目標を持って計画を立てたとしても、その気持ちをずっと持続し続けることはなかなか難しいとこですよね。三日坊主で終わってしまい、なんてダメな人間なんだと自分を責めることもあるかもしれません。しかし自分を責めたところで、何も前進はしないと思いませんか。失敗を認めることから始めなければなりません。

そんな時に、何をどんな順番で考えるべきなのか、そのコツを書いてみたいと思います。

 

①本当にやりたいことだったのか

やろうとしていたことは、本当にやりたいことだったのでしょうか。改めて見直してみるべきです。ここが最重要です。やりたい気持ちが少なければ、継続できなくなるのも仕方ありません。

人間は日々平穏にすごせるように潜在意識がコントロールしています。この潜在意識に打ち勝ち、自分のプログラムを書き換えることが習慣化です。この「いつもの通り」という潜在意識のハードルを越えるエネルギーを持つものじゃないと超えられないのです。

だからといって、やる気が足りない、と自分を責める必要もありません。どのくらいのやる気なのかは、簡単に測ることはできないので、トライしながら確認すればいいのです。三日坊主もそのトライの1つです。自分のやりたいことに対して、毎朝5時に起きるのはできなかったとしたら、じゃあ二日おきならどうか、5時30分ならどうか、週一回ならどうか、など試してみると、だんだんレベル感がわかってきます。そうやって思考錯誤しながら自分のペースを考えればいいのです。

②阻害要因を探す

自分のやる気の度合いを振り返ってみて、やる気のレベルに実態がどうしても追いつかない場合、何かしらの阻害要因があると思いますので、それを取り除かなければなりません。これは自分の行動をよく観察する必要があります。朝早く起きることができないのは、寝るのが遅いことが原因である。でもそこで止めないで、もう少し深掘りしてみましょう。どうして寝るのが遅くなるのか。なかなか寝付けない、仕事から帰るのが遅くなる、仕事の後の飲み会が毎日入っている、など寝るのが遅くなる原因が何かしらあるはずですよね。それは突発的なイベントのようなものもあれば、生活のリズムになっているものもあるでしょう。そこまでわかれば、まず1日でいいから生活を変えて早く寝る日を作ってみましょう。1日できたら、もう1日やってみる。そうやって実績を作っていくと、最初は1日ごとにしか考えられなくても、次第に木曜日は早く帰ることができそうだな、という感じで週の単位で考えることができるようになってきます。そうなると生活を変えることに自信がついてくるので、早く帰る日、早起きする日、などを自分の予定に書き込むことができるようになってくるはずです。

③基本的には楽観的に

①②で三日坊主をプラスに変えられると思いますが、①②の作業をやっている時も、あるいはその前後も楽観的な心持ちでいることが重要です。三日坊主を何度繰り返してもいいじゃないですか。諦めなければいつかできるようになりますよ。そういう心の余裕があれば、三日坊主を前向きに捉えてプラスに変えるエネルギーが出てきます。

 

三日坊主を前向きに捉えるための、3つのコツでした。

目標達成のための継続のコツ

目標と計画を立てて、さあやるぞっ、と始めてみたものの、継続できずに挫折してしまう。よくありますよね。

PDCAの本などを読んで、継続する手法を勉強しても結局続かない。それもよくありますよね。

継続は難しいですよね。

なかなか継続できない人は、「1つづつできることを増やす」が有効な方法なのではないかと思います。

毎日5時に起きて、資格取得に向けた勉強をやろうと思い、一日数ページづつこなしていく計画を立てたとします。最初からこの計画を完璧にこなそうと思うとなかなか続きません。そういう人は、小さいタスクに分けて1つづつできることを増やすのが向いているかもしれません。

小さいタスクに分けるとは、例えば以下のようなことです。

①5時に起きる

②テキストを開く

③テキストを1ページやってみる

④テキストを数ページやってみる

⑤テキスト消化ペースを計画値に上げてみる

このように、まずは5時に起きる習慣からトライしてみます。起きた後は最初は何をやっても良いと思います。とにかく毎日5時に起きる。起きれた日に印を打って、毎日やってみる。それができるようになったら、テキストを開いてみる。実際はテキストを読み進めても良いのですが、とにかく毎日テキストを開くことにフォーカスして、進捗ペースは気にしない。毎日開けるようになったら、ページ数を少しづつ増やしていく。そうやって、できることを1つづつ増やしていく。些細なことでも出来ることが1つ増えるごとに、

大事なことは行動するかどうか

死ぬこと以外かすり傷 箕輪厚介著

 

本の編集という分野で、最近話題になっている著者ですが、上記の本は考え方、生き方が綴られています。全編を通じて語られているのは熱量です。熱量という感覚は、しばらく忘れていたような気がします。こういう感覚を「ぶん殴られたような感じ」というのかもしれません。

先日、飲み会の席でも友人からチャレンジするには良い時代になった、という話を聞きました。熱量を持ってチャレンジする、ということが再認識されているのではないかと思います。

以下、本の中から心に引っかかったフレーズをメモしておきます。

 

圧倒的なスピードと量

量が質を生む

何か1つでトップになれ

一位と二位の差はとてつもなく大きい

努力は夢中には勝てない

バカになって飛べ

居心地が良

いということは挑戦していないこと

大事なことは行動するかどうか。それだけが道を分ける

 

生きる意味のようなものを改めて考えるタイミングなのかもしれません。

考える習慣

メモの魔力 前田裕二著

 

「メモの魔力」という本が人気ですね。読んでみると、メモというよりもノートの取り方、あるいは使い方が書いてあります。ノートというのは、情報をメモする、という目的があるのはもちろんですが、その情報を使って、考えることこそ重要だ、というような主張がされており、その通りだと納得しました。

この本は、情報の取り扱い方というか、情報をベースに、いかに考えを深めるか、つまり考え方を提唱していると理解しました。

 

考え方の基本は以下の3ステップです。

①情報をメモして整理する

②その情報を抽象化することで知織にする

③抽象化した知識を他の事例に転用できないか考える

 

大事なことは、情報を情報のままにしておくのではなく、使える形とすることであり、そこまで考え続けることだ、ということだと思います。

これは、メモをする習慣というよりも、考える習慣であると言えますね。

 

私なりに本の内容を抽象化してみました。

読解力を高める読書法6選

勉強のために、とか、気分転換に、とか、様々な理由で人は本を読みます。いくらネットが発達し、デバイスが進化しようとも、本というメディアが無くなる気配はありませんね。まだまだ皆本が好きなんですよね。

せっかく本を読むなら、効果的に読むためのコツが知りたいとは思いませんか?目標達成に直接は繋がりませんが、自己啓発のためになることなので、読解力を高める読書法のコツを書きたいと思います。

以下のようなことを意識して読書をすると、読解力も高まりより益々本が面白くなると思います。

 

①視点を変えながら読んでみる

様々な立場や物の見方を考えて物語を読むと、人の立場に立って考えることができるようになります

②感想をアウトプット

読書の後には、感想をアウトプットする

ことで、感情がはっきりと記憶に残り、本の内容を忘れにくくなります。また、感想を書くことで、情報が知識に変換されます。

③繰り返し読む

目的を変えて繰り返し読むと、理解が深まります。最初は何が書かれているのか全体像をつかみ、次は、一行一行しっかり読みます。全体と部分を意識して読むことで、著者の意図がつかめてきます。

④穴を埋めるように読む

論理の穴を見つけて自分で埋めることで、自分の頭で考える訓練になります。

⑤本は買う

読み手の状態が変われば本の中身も変わります。また、経験を積むことで更に面白くなります。

⑥ディスカッションのために読書をする

ディスカッションはインプットとアウトプットを同時にできます。そのディスカッションを目的として本を読むと、読書とディスカッションとで、2度楽しめることになります。

 

以上です。少しでも読書が楽しくなったら幸いです。

OKRの個人目標への適用

OKRを個人的な目標に適用した場合はどうなるでしょうか。効果的な面もあれば、あまり効果がない面もあるように思います。

①効果あり

目標に対してやるべきことが明確になるところは効果的な点となるでしょう。しかも、本当に大切なものを絞り込む過程では、自分の本当にやりたいことに気づくこともあると思います。特に絞り込みの作業には大きな効果があると思います。

②効果なし

OKRが、MBOやKPIと大きく違っている点として、評価や報酬と切り離す事が挙げられています。しかし個人的な目標に適用する場合は、そもそも評価や報酬という概念はないと思いますので、この点は効果がありません。また、目標のアライメントやチームワークの醸成なども対象外ですね。

以上のことから、効果があることとないことがあるのがわかると思いますが、総合してみると効果があるほうが優っていると思います。やりたいことが何かを自分と対話しながら選択することは、とても重要な作業です。それを仕組みとして見える化できるのは、目標達成のための取り組みの習慣化に大いに役立つと思います。やってみる価値大です。